みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ
今回はアクアリウム水槽で世間的にはあまり知られていない面白いお魚をご紹介します!
皆さんメダカというお魚はご存知…ですよね?アクアリウム水槽をやっていない方や興味がないという方でも知らない人はいないと言えるお魚です。
小さくて可愛く、繁殖も容易で品種も多くビオトープなどのお供として様々な人から人気があります。
そんなメダカのイメージを(悪い意味ではなく)粉々に砕くある異様な種類がいるのをご存知ですか??(;・∀・)
それがこちら!
突き出た口、大きな体、これ、メダカの仲間なんです。
名前はベロネソックスと言い、フロリダやメキシコに生息している世界最大の卵胎生メダカです。
私たちが想像するメダカは数cm程度の大きさですが、なんとこのベロネソックスは最大20cmにまで成長する規格外なメダカなのです!
更に更に、なんとこのメダカさん、肉食魚で口に入る小魚はバクバクと食べてしまいます。(口の中はキバがびっしり生えています(*‘∀‘))
最早メダカじゃないだろ!と思うほど変わったお魚なのです。
流通量は多くないですが、飼育方法も難しくなく、メダカなだけに繁殖も意外と簡単にできてしまいます。
以下飼育方法を書いていきますね(^^)
まず水槽の大きさですが、ベロネソックスは15cm~20cmほどになるため45cm以上のサイズが必要になってきます。もし混泳や繁殖を考えているのであれば60cm以上の水槽と稚魚用の水槽を用意してあげてください。
水質はそこまでうるさくなく、弱酸性~弱アルカリ性を好みます。ちょっとアルカリ性よりのほうが好むとか?水温は22℃~26℃の範囲で管理しましょう。
ろ過機はベロネソックスは非常に大食漢であり、肉食魚なのでとても水を汚します。
外掛け式や底面式でも水換えの頻度をあげれば飼育できなくもないですが、その分ストレスを与えてしまうのでできればろ過能力の高い上部式、外部式フィルターを用意してあげてください。
混泳ですが、ベロネソックスは肉食魚だから非常に凶暴……というわけではなく、個体差はありますが意外と温厚な性格をしています。なので自分より体が大きいサイズの他種であれば混泳することができます。逆に他種が気が強くてベロネソックスがいじめられる可能性があるのでそこは様子を見てあげてください。
もし繁殖させる場合は稚魚が食べられてしまうことがあるので、できるだけベロネソックスのみでの飼育をオススメします。
餌ですが、ベロネソックスは小魚が大好きです。アカヒレや小さめのコアカ、メダカなどが大好きです。稚魚の頃はアカムシやイトメなどを食べます。
少し時間がかかりますが、クリルやカーニバルなどの人工飼料も食べてくれるようになります。生餌を食べる瞬間は迫力があり、見どころ満載なのですがベロネソックスの食欲を考えるとかなり金銭がきつくなるので人工飼料に餌付かせればかなり楽になります。
次に繁殖ですが、特に何かしてあげる必要はありません。元気に育ってオスメス一緒にいれば勝手に繁殖します(さすがメダカ)見分け方もとても簡単で尻ビレを見ればすぐにわかります。
ただ、注意点があります。1度に最大70匹ほど生まれるため非常に手間と餌代がかかります。稚魚から貪欲なので500匹のアカヒレも10日ほどでなくなってしまうとか…。
なので可哀想ですが残したい子だけ数匹残し後はショップに渡してしまう…という手もあります。
いかがでしょうか?メダカの常識を覆すとってもユニークでかっこいいベロネソックス、是非飼育してみてはいかがでしょうか??(^^)私もいつか飼育してみたいです笑
弊社は関東全域でアクアリウム水槽の設置やメンテナンスを行っています。
今回のような淡水水槽はもちろん、海水風淡水水槽や海水魚水槽、パーテーション水槽など様々なジャンルを取り扱っています。
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2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。
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