みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ
今回は淡水インテリア水槽でとてもユニークな見た目をした魚をご紹介します!
なんだかお腹が妙に大きくてヘンテコな見た目をしたお魚ですね。
こちらはハチェットフィッシュと呼ばれるカラシンの仲間です。
ハチェットとは日本語で”手斧”という意味で、空中にジャンプする姿が手斧を投げているように見えることからこの名前が付きました。確かに手斧にそっくりですね。
しかもこのハチェットフィッシュは非常に薄っぺらい体をしていて、正面から見ると本当に1の字に見えるくらいほどです。
生息地はブラジルのアマゾン川やコロンビアのカクエタ川、ペルーなどに生息していて自然界でも飼育下でも群れで水面付近をゆっくり泳いでいます。水中の中層や下層へは滅多に行きません。大きさは種類によりますが、3cm~10cmほどにまで成長します。
ハチェットの種類はシルバーハチェット、マーブルハチェット、グラスハチェット、マーサハチェット、トラコカラックスハチェット、レヴィスハチェットなどがいますが、一般的によく見るのはシルバーとマーブルでしょうか。
いずれも数百円と安価で売られています(^^)
飼い方ですが、まず水槽サイズは45cm以上の大きさをオススメします。ハチェットは小型の種類が多いですが、群れで泳ぐ性質があるためなるべく複数匹入れたいです。30cm水槽で複数匹入れてしまうと水質の悪化が早く、お魚たちも体調を崩しやすくなってしまいます。45cm水槽なら10匹前後をオススメしますがこれはハチェットだけの飼育の場合で、もし他のお魚もいる場合はこれの半分程度がいいでしょう。
ろ過機は45cmくらいでしたらコンパクトな外掛け式フィルターや底面式フィルターでも問題ありません。見た目もスッキリしているのでインテリア水槽にピッタリです。
60cm水槽以上であれば上部式や外部式フィルターをオススメします。ただ、ハチェットは強い水流が苦手なのでシャワーパイプで水流を弱めるなど工夫が必要です。
水温は25℃前後で、夏は冷却装置、冬はヒーターが必要になります。水質は弱酸性~中性が適しています。
餌は人工飼料や冷凍餌などを食べてくれます。口が小さいのでフレーク状や非常に小さい粒餌を与えるといいでしょう。
次に混泳ですが、基本的に問題ありません。ハチェットはとても大人しい性格をしており、同種他種に対して攻撃することはほとんどありません。ただ、逆に他種が攻撃的な性格をしているとハチェットを追い回したり攻撃する恐れがあるため大人しい種類との混泳がいいと思います。
そして一番気を付けたいのが飛び出しです。ハチェットは大人しいと同時に臆病でもあるため危険を感じると飛び跳ねることがあります。そこから水槽の外に飛び出してしまえば息ができず死んでしまうことがあります。
対策としては攻撃的なお魚を入れないこと、水槽を叩いたりしてむやみに驚かせないこと、そして水槽に蓋をして隙間をテープでふさぐことです。こうすればハチェットの飛び出し事故はかなり減らせます。
ハチェットたちは大人しくて臆病ですが、なかなか丈夫な体をしているので初心者の方でも飼育することができます!
このユニークな体や群れで水面付近をゆったり泳ぐ姿は他の熱帯魚ではなかなか見れない光景です!是非気になった方は飼育してみてはいかがでしょうか??(^^)
今回はハチェットフィッシュのご紹介でした!
弊社は関東全域でインテリア水槽の設置やメンテナンスを行っています。
水草水槽などの熱帯魚水槽はもちろん、海水魚や珊瑚水槽、アロワナなどの大型魚水槽、テラリウム水槽など様々なジャンルを取り扱っています!
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2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。
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