みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(^^)/
今回は海水インテリア水槽で飼育できる綺麗な体色をしたお魚をご紹介します!
それがこちら!
青やオレンジ、黄色とサイケデリックな模様をした非常に派手で美しいお魚、マンダリンフィッシュです!
マンダリンフィッシュは英名で、和名ではニシキテグリと呼ばれています。ニシキテグリは漢字で”錦手繰”と書き、”錦”は体色が鮮やかな様子なこと、”手繰”は底引き網(手繰り網)によくかかることからこの名前が付きました。
西部太平洋~インド洋の珊瑚礁に生息し、大きさは7cm前後になります。
普段想像するお魚と違って底を歩くように泳ぎ回り、可愛いおちょぼ口でカイアシ類やゴカイなどの多毛類、小型の貝類、ヨコエビ、魚の卵を食べて生活しています。
このような体色や変わった生態からアクアリウム水槽でも非常に人気があります。
しかし、飼育の難易度はある理由から高めで決して初心者向けではありません。その理由を飼育方法と一緒に書いていこうと思います!
まず水槽サイズですが、マンダリンは最大7cmと大きくないためマンダリンだけの飼育であれば30cm水槽からでも飼育が可能です。
ただし、水質や水温変化に弱い海水魚であるため45cm水槽以上かオーバーフロー水槽を使用しましょう。
濾過器はオーバーフロー一択ですが、お魚がマンダリンのみの飼育だったり45cm以下の水槽であれば外掛け式フィルターや底面式フィルターでも飼育は可能です。
レイアウトですが、底砂を歩くように移動するのでサンゴ砂を敷いてあげてください。レイブロックは入れると水質浄化作用効果があったり見た目も海らしくなりますので入れてあげましょう。
珊瑚との相性も抜群ですが、飼育が少し難しいため自身が無い方はレプリカサンゴを入れてみるといいかもしれません。
水温は25℃前後が適しています。冬や夏に水温が急激に変化させないようにヒーターやクーラーは必ず設置してください。
次は餌ですが・・・この餌の問題でマンダリンの飼育難易度が一気に高くなります。
まず人工飼料は基本的に餌付きません。中にはごくまれに粒餌を食べたという個体がいたと話しを聞きますが、まず餌付かないということを覚えておいてください(^_^;)
では何を与えるのかですが、冷凍ブラインシュリンプや冷凍クリーンシュリンプ、冷凍コペポーダを溶かしてスポイトでマンダリンの近くで与える必要があります。
痩せやすいため1度に一気に与えるのでは無く、1日に複数回与えてあげてください。
もしそれでも食べない場合は淡水生物用の冷凍アカムシを与えると食べる場合があるようです。
次に混泳ですが、こちらも少し気を付けなければなりません。
マンダリン自体は温厚な性格で他種に対しては危害を加えるようなことはしません。同種同士の場合は喧嘩してしまうので1つの水槽に対してマンダリン1匹が基本です。
ただ、上記で書いた餌の件が混泳にも響いてきます。まずマンダリンは自分から餌を取りに行くことはないため上層や中層を泳ぐお魚がいると餌をすべて食べられてしまい、マンダリンが餓死してしまう危険があります。
なのでできればハゼなど待ち伏せ型のお魚との共生が向いています。
いかがでしたでしょうか?
給餌と混泳にはかなり気を付ける必要がありますが、他のお魚にはない魅力がマンダリンには詰まってるのでもし腕に自信がある方はマンダリンの飼育に挑戦してみてください!
今回はマンダリンのご紹介でした!
弊社は関東全域でアクアリウム水槽の設置やメンテナンスを行っています。
海水魚水槽や水草水槽、海水風淡水水槽、アロワナ水槽など様々なジャンルを取り扱っています!
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