美しい海水魚、アケボノハゼ!

みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(^^)/

今回は海水インテリア水槽にオススメの海水魚をご紹介します!

 

 

それがこちら!

白から藤色のグラデーションの体にオレンジ色のヒレが非常に美しいアケボノハゼです!

 

クロユリハゼ科ハタタテハゼ属に分類されるハゼの仲間で、紅海やインド洋、西部太平洋の水深20m~70mのやや深い海底に生息しています。

海水魚飼育で初心者にも人気があるポピュラーな種類、ハタタテハゼに色合いは違いますが姿形がとても似ており、分類的にも近縁種のよで自然界では交雑種が発見されるようです。

 

大きさは8cmほどで、我々が一般的に知るお魚の泳ぎ方(尾ビレを左右に動かし素早く移動する)はせず、ヒレをピコピコ動かして中層あたりをホバリングするように泳ぎます。

縄張りを作り、驚いたり夜寝るときは岩の隙間に潜り込む様子が見られます。

 

ハタタテハゼほど入荷量は少なく、お値段もそこそこ高価ですが、飼育難易度は低く海水魚入門種として飼育されたり、その美しい体色からベテランの方やサンゴ水槽のお供として人気が高いです。

 

では以下飼育方法を書いていこうと思います!

まずアケボノハゼは8cm前後の大きさになるので、45cm水槽から飼育することが可能です。ただ、45cm以下の水槽は飼育できる数も限られる上に縄張りを作る特性上、場合によってはアケボノハゼが他種に危害を加える可能性があるのでできれば60cm水槽以上での飼育を推奨します。

アケボノハゼ単独飼育(+甲殻類や貝類数匹)する場合であれば45cm水槽でも飼育可能です。

 

濾過器ですが、基本的にオーバーフロー水槽一択です。

45cm水槽以下や飼育数が少ない60cm水槽であれば高性能な底面式や外掛け式、外部式フィルターでも飼育は可能です。

 

レイアウトですが、サンゴ砂やライブロックを入れた通常のレイアウトで問題ありません。

岩を少し複雑に組んでアケボノハゼが隠れて落ち着ける場所を用意してあげると良いと思います。

また、アケボノハゼはサンゴ類に害を与えない種類なのでサンゴ類との飼育も可能です。

 

水温は24℃~26℃が適しています。サンゴ類を飼育する場合はサンゴに適した水温に合わせて上げてください。

上記の範囲でなるべく水温が一定になるようにヒーターやクーラーなどの冷却装置は必ず付けてあげましょう。

 

次にエサですが、人工飼料に餌付きやすい種類なので粒エサを食べてくれます。

もし食べない場合は、冷凍ブラインシュリンプなどを与えてゆっくり粒エサに餌付かせてあげてください。

 

ここまでは飼育しやすい要素が揃ってると思いますが、少しだけ注意点があります。

それがこれから書く混泳についてです。

ここがハタタテハゼと少し違うところかと思います。

 

まずアケボノハゼは基本的には温和で少し臆病な性格ですが、同種同士には気が強い傾向があります。

アケボノハゼは群れを作らず単独またはペアで生活しているので、オスメス同士の混泳を行うと縄張りに侵入してきたと思い込んで喧嘩してしまうことがあります。雌雄の判別も難しいのでできればアケボノハゼ単独飼育が好ましいです。

ちなみにアケボノハゼ同士だけでなくハタタテハゼや近縁種の組み合わせでも同じことが起こります。

 

他種とアケボノハゼの場合、基本的に他種には無関心ですが、相手側が気性の荒い種類だったり魚食性の種類の場合は逆にアケボノハゼに危害を与える危険性があるので混泳させる種類も考えてあげる必要があります。

 

アケボノハゼはその美しさからインテリア水槽にもピッタリで飼育難易度も低く非常に丈夫な種類ですが、お魚同士の相性を必ず考えてあげることが必要ですね。

 

いかがでしたでしょうか?今回は美しいアケボノハゼのご紹介でした!

 

弊社は関東全域でインテリア水槽の設置やメンテナンスを行っています。

海水魚水槽はもちろん、水草水槽やテラリウム水槽、海水風淡水水槽など様々なジャンルを取り扱っています!

もしインテリア水槽を置いてみようかお悩みの方がいましたら是非アクアリンクにご相談ください!

 

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
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