みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(^^)/
今回は海水アクアリウム水槽で面白いお魚をご紹介します!
それがこのお魚!水族館で見たことがあるという方が多いのではないでしょうか?
こちらは”マツカサウオ”と呼ばれるお魚で、名前の通りマツボックリのような見た目をしています。他にも海外ではパインフィッシュとも言われています。
日本近海や西オーストラリア、インド洋の深めの水深に生息しており、大きさは20cmほどで他の魚類よりも硬いウロコを持っています。
何よりマツカサウオは非常に面白い生態を持っており、下顎に発光器が付いており、ここに発光バクテリアが共生し青白い光を放つことができます。とはいえチョウチンアンコウやヒカリキンメダイのようにハッキリ光っているとはいえず、よく見るとちょっと光ってるな・・・くらいの光量です。
実はハッキリした発光理由がわかっておらず、発光させることでエサをおびき寄せたりするのではないかと言われています。
このマツカサウオ、水族館だけでなく一般家庭等のアクアリウム水槽でも飼育することができます。ただ、飼育難易度は結構高めです。
以下飼育方法を書いていこうと思います!
まず水槽の大きさですが、マツカサウオは20cm前後になるので最低でも90cm水槽は必要になります。
濾過器は海水魚なのでオーバーフロー水槽が一番適しています。
底砂ですが、マツカサウオは中層付近を泳ぐのであってもなくても問題ないです。
水温は高温が非常に苦手なお魚なので18℃~22℃くらいにしましょう。
冬はともかく、夏はクーラーを使ってとにかく高温にならないようにします。
エサですが、人工飼料に餌付きにくい固体が多いようです。
イサザアミ、エビなどの活きた甲殻類や食べるのであれば冷凍ブラインシュリンプを与えてください。そこからゆっくりとクリルや人工飼料に餌付かせてあげましょう。
ちなみにマツカサウオは夜行性なので夜に与えるようにしてあげてください。
次に混泳ですが、マツカサウオは温厚な性格なので同種他種混泳可能です。
ただし、マツカサウオはカクレクマノミやナンヨウハギなど一般種と比べて低水温を好むので正直マツカサウオ同士の混泳はオススメしません。
またエビなどの甲殻類も食べてしまうことがあるので混泳は不可です。
エサや水温、混泳など結構飼育上級者向けですが、夜暗いときに口元がほのかに光ったりゴツゴツした見た目は他の魚類では見られない興味深い特徴です。
もし飼育に挑戦したい方、自信がある方はこのマツカサウオを飼育してみてはいかがでしょうか??
今回はマツカサウオのご紹介でした!
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