先週、葛西臨海水族館のマグロの件で話をしたが、
今回はその続き、なぜウィルスが持ち込まれるのか、についてお話します。
ちょっとマニアックな話になるのですが、
魚がどうやって運ばれるかのお話から始まります。
魚は海に泳いでいるわけですが、シッパーと呼ばれるいわゆる観賞魚専門の漁師さんがいるわけです。
そのシッパーは、海に潜ったり、釣ったり、網にかけたりしながら、
目的の魚を生きた状態で確保し、いったん、自社のストック管理水槽に放流します。
実はその時、その管理水槽が汚れていた場合は、大自然の海と違って雑菌がわきやすい状態になります。
そこで一時的にストックされた魚達は、ここで雑菌に感染して、発病します。
しかし病原菌は潜伏期間があるので、新しく水族館などに移されてから発病するケースがあり、
その場合はまるで水族館で発病したかのように感じるのですが、実は既に感染したという場合があります。
今回のケースは、このように新しく追加した魚から菌が持ち込まれたパターンかもしれませんね。
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