みなさんこんばんは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ
最近30cm以下の小型インテリア水槽流行っている気がします。四角い水槽だけでなく様々な形の水槽が売られていますよね。
ろ過機も何も入れず、水草とお魚1匹~3匹ほど入れてテーブルなどに置いて生きている家具として楽しむ…。小さな自然を見ているようで本当に癒されます(^-^)
でもちょっっと疑問なのですが、もしそのインテリア水槽でガラス面にコケが生えてしまったら…お掃除大変じゃないでしょうか??
手も入れにくいし…もちろん小さい分だけ手間がかからないので苦ではないという方もいると思います!
でもちょっと大変…と思われている方もいるのではないかと思いますので、今回は小型水槽でガラス面のコケをお掃除してくれる生体をご紹介していこうと思います!
それがこちらの貝!イシマキガイです!
ガラス面のコケを食べる生体で真っ先に思いつくのがプレコ、その次にオトシンやアルジーイーターでしょうか?(個人的意見)
なんで貝なの…?と思われるかもしれません汗
確かに、このイシマキガイもコケ処理能力は高いですがプレコたちのほうがもっと能力が高いと思います。
今回はあくまで30cm以下の水槽でのコケ対策です。
プレコやアルジーイーターは30cm以上でないと飼育が難しいくらいには大きくなりますし、オトシンであってもそこに1匹入れてしまえばただでさえあまりお魚が入れられないのに観賞用として入れるお魚がその分減ってしまいます…。
そこでこのイシマキガイなのです。
イシマキガイは熱帯・温帯域の西太平洋沿岸(南日本)淡水~汽水域に生息している2cmほどの巻貝です。
この種類は安価で丈夫なためアクアリストからとても人気があり、コケだけでなく生体の死骸や餌の残りも食べてくれる上に小さくて目立たないので熱帯魚水槽だけでなくメダカ水槽や小型水槽などにもよく入れられています。
また、このイシマキガイは卵から孵化した後海水域で浮遊生活を一定期間送るため増えることがありません。
こう見るとイシマキガイめっちゃ優秀!と思ってしまいますが、気を付けなければいけないことももちろんあります…。
イシマキガイは丈夫と書きましたが、酸性の水質には弱い一面があります。殻が溶けて死んでしまうことがあるのでpHに注意してあげなければいけません。
また、上記でイシマキガイは繁殖しないと書きましたが、厄介なことでもあります。イシマキガイは時にガラス面などに卵を産み付けることがあるのですが、孵化しないということは一生そのままくっついたままになるということです。当然見栄えが悪ければそれは人間の手で掃除をしなくてはいけません…。
コケを食べてもらおうと大量に入れるのはやめたほうがいいでしょう汗
そしてイシマキガイは28℃以上の高水温に弱いです。小型水槽であればクーラーなどを取り付けられないので夏場は気を付けてください。可能であれば小型冷却ファンを付けてあげてください。
イシマキガイは丈夫でとても優秀ですが、その反面このようにデメリットもあるので入れるか入れないかはよく考えたほうがよさそうですね。
でも彼らの仕事っぷりは小さいくせに目を見張るものがあるのでオススメの生体です(^^)
今回は小型インテリア水槽のコケ取りに最適なイシマキガイをご紹介しました!
弊社は関東全域でインテリア水槽の設置・メンテナンスを行っています。水草水槽はもちろんハイクオリティ水草水槽や海水魚水槽、古代魚水槽、造花水槽など様々なジャンルを取り扱っています!
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