まるで海水魚!?美しいアフリカンシクリッド

みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(^^)/

 

今回は淡水インテリア水槽で面白いお魚をご紹介します!

 

皆さんはシクリッドというお魚をご存知でしょうか?

シクリッドは中央アメリカから南アメリカにかけて、マダガスカルを含むアフリカから中東、南アジアまで約1300種以上が分布しています。

シクリッド科に分類されるお魚は代表的なのであればコロンビアなどに生息するラミレジィ、ペルー等に生息するアピストグラマ、スネール対策でお馴染みのギニア等に生息するトーマシー、他にもオスカーやエンゼルフィッシュ、ディスカスなど様々な種類がいます。

どれも美しい体色や模様、光ってるように見える鱗を持っていて非常に人気があります。

 

姿形だけでなく産卵方法も変わっており、オスかメスが卵を口内に入れて孵化するまで守る、メスが流木や石に産卵し守る、メスが流木や石に産卵し孵化した稚魚を口内に入れて守るタイプなどがあります。

 

また性格もほとんどの種類が同種他種に対して普通または気性が荒い子が多いですね。大人しい、臆病な種類は少ないです。どんなことにも物怖じしない性格はちょっとかっこいいですね。(もちろん先住民のお魚がでかく、後から入れるシクリッドが小さければいじめられる場合もあります)

 

その中でも今回はアフリカンシクリッドというお魚に絞ってご紹介していきます!

 

 

 

名前の通りアフリカに生息するシクリッドで、主に中央アフリカのマラウイ湖、タンガニィカ湖、ヴィクトリア湖に生息する種類を主に総称してアフリカンシクリッドと呼ばれています。

この3つの湖はお互い近い位置に存在していますが、それぞれが固有の歴史を持っていて、それぞれが独特の生態などをもつ固有種を育んでいます。

 

この湖に住むシクリッドは他のシクリッドと違い、上記の画像の通りまるで海水魚のような色がハッキリとした派手な体色を持っています。また種類によっては全身メタリックのように輝く種類もいて非常に美しいです。

湖の水質も他の一部を除く淡水域(中性~弱酸性)とは異なり、弱アルカリ性という特徴があります。

また、性格や産卵方法は他のシクリッドど同様に気性が荒く卵や稚魚を守ります。

 

水質が弱アルカリ性を好むということでインテリア水槽では海水魚に使用するようなサンゴ砂や白化ライブロック、白化サンゴを使用することが多く、海水魚のような派手な体色も相俟って弊社では海を再現した海水風淡水水槽の主役として大活躍してくれています。

 

これらのシクリッドをすべて紹介したいところですが、数がかなり多いため弊社が仕入れている主なシクリッドを5種類ほどご紹介したいと思います。(実際はもっといます)

まず、マラウイ湖に生息しているシクリッドは、

・イエローピーコックシクリッド

 

・スキアエノクロミス・フライエリー

以前まではアーリーと呼ばれていましたが、最近では本当のアーリーは別にいたとのことで学名が変更されています。

 

・ラビドクロミス・カエルレウス

他にも原種を改良品種した種類がいくつかいます。

 

次にタンガニィカ湖に生息しているシクリッドは、

・キフォティラピア・フロントーサ

 

・ネオランプロローグス・トレトケファル

 

最後にヴィクトリア湖に生息しているシクリッドですが、実は観賞魚用として国内に入荷されることがほとんどないためここでは割愛します。

 

5種類ほど紹介しましたが、どうですか?皆海水魚みたいでとても綺麗ですよね。

改良品種も負けじと劣らず、カラフルな種類がたくさんいます。

 

では飼育方法を書いていこうと思います。

まず水槽サイズですが、ほとんどのシクリッドが10cm~20cm、種類によってはそれ以上になるので、1匹であれば45cm~60cm水槽、複数であれば90cm水槽以上をオススメします。

濾過器は外部式や上部式フィルター、オーバーフロー水槽が適しています。

かなり大食漢なので濾過能力は高いものを選んでください。

 

水質は先ほども書きましたが弱アルカリ性を好むのでサンゴ砂を使用するといいでしょう。

その際弱アルカリ性が苦手な水草は溶けてしまう上に食べられてしまう場合があるので、何もいれないか、普通の岩または白化ライブロックや白化サンゴ、レプリカサンゴを使用するといいと思います。

背景が白いと体色が濃いアフリカンシクリッドはかなり映えます。

複数匹で使用するのであれば、岩を複雑に組んで隠れ家を作ってあげてください。

隠れ家からひょっこり顔を出す様子は中々可愛らしいですよ笑

 

水温ですが、22℃~27℃を好みます。水温が一定になるようにヒーターや冷却装置は必ず付けてあげてください。

 

次にエサですが、人工餌に慣れやすくバクバク食べてくれます。

たまに冷凍アカムシなどバランス良く与えましょう。

 

次に混泳ですが・・・同種他種ともに注意が必要です。

同種や同じ大きさの他種に対してはかなり気性が荒く、弱い子を追い回すことが多いです。口に入る小さいお魚であれば食べられてしまいます。

そのため単独飼育が基本になります。が、縄張りを作らせないようにあえて過密水槽にするという方法もあります(オススメはしません)

また、プレコやローチ、コリドラスなど底生魚にはあまり攻撃性を示さないので、コケ対策として入れておくといいと思います。

 

アフリカンシクリッドはかなり丈夫で、余程水槽内の環境が悪くない限り病気知らずな子です。

もし興味を持った方がいればアフリカンシクリッドと検索すれば様々な派手なお魚が出てくるので是非見てみてください(^^)/

 

今回は海水魚のようなお魚、アフリカンシクリッドのご紹介でした!

 

弊社は関東全域でインテリア水槽の設置やメンテナンスを行っています。

海水風淡水水槽やアフリカンシクリッド水槽の他にも海水魚水槽、水草水槽、古代魚水槽など様々なジャンルを取り扱っています!

もしインテリア水槽に興味がある、設置してみようかお悩みの方がいましたら是非アクアリンクにご相談ください!

 

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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