みなさんこんばんは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ
今回はインテリア水槽の敵、コケとその対策についてお話しします!
いつまでも綺麗に保っていたいインテリア水槽ですが、水槽には必ずと言っていいほどコケというものが発生します。もちろん水槽が生体数、餌の量、水換えの頻度、光量などそれぞれがしっかりバランス良く管理できていればそこまで目立つことはありませんが…。
コケと言っても色々あり、ガラス面に出る茶色や緑のコケ、淡水水槽であれば流木や岩、水草などに付着して発生するアオミドロやヒゲゴケ、海水魚水槽であれば赤ゴケなどあります。
今回はその中でも淡水水槽に出るヒゲゴケについてお話ししていこうと思います。
ヒゲゴケは水草水槽をやる上で一番出てほしくないコケです。名前の通りヒゲのような黒くフサフサとしており、発生条件が揃ってしまうと流木や水草、岩、機材類、砂、どこにでも発生してきます。一面に発生してしまうともう…正直見た目悪くて気持ち悪く、インテリアどころではなくなります。
このコケの発生条件は主に”リン・硝酸塩・光”です。
リンは餌の残りや生体のフン、水草の枯葉から発生し、硝酸塩は生体のフンから、光はもちろんライトからが原因です。もし発生してしまったら手遅れになる前に対策しなくてはいけません。
対策は色々あり、例えば強力だがリスクも大きい木酢液、ヒゲゴケを食べる”サイアミーズ・フライングフォックス”の導入、あまりにも酷ければリセットという方法です。
木酢液はつよい酸性で確実にヒゲゴケを撲滅できますが、水槽に直接入れてしまうと生体やバクテリア、水草に大ダメージを与えてしまい、絶対にやってはいけません。なのでヒゲゴケが付いている箇所を取り出して、浸し、水洗いをしてあげます。死んだヒゲゴケは赤くなり、それらをヤマトヌマエビたちが食べてくれます。
次にサイアミーズ・フライングフォックスですが、こちらはヒゲゴケを食べてくれますがあまりにも大量に発生しているとサイアミーズでも手に負えなくなりますので、こちらは発生したて、もしくは予防として入れてあげます。
次にリセットです。こちらはヒゲゴケ大発生でもうどうしようもないときの最終手段として行います。ただし、いくらリセットしても飼育環境が変わらなければまた発生するので、そこは注意してください。
一番大事なのはヒゲゴケを発生させない環境を作ることです。
上記で書いた原因の3種類ですが、それらを発生させる生体も水草も餌も光も水草水槽をやる上では必要不可欠な存在です。
なので水槽の大きさに対し、大量の生体を導入しない、餌を与えすぎない、水換えやろ過器の清掃などのメンテナンスをしっかり行っていけばヒゲゴケの発生は抑えられるはずです。
弊社は月に1回のメンテナンスを行うお客様が多いですが、それでもヒゲゴケを抑えられる方法を知っているため発生することは早々ありません。仮に発生しても上記の対策をして撲滅して綺麗なインテリア水槽を保ち続けています(^^)
今回はヒゲゴケについてのブログでした!
弊社は関東全域でインテリア水槽の設置やメンテナンスを行っています。
水草水槽、海水魚水槽、古代魚水槽など様々なジャンルを取り扱っています!
もしインテリア水槽にご興味がある、設置してみたいとお考えの方は是非アクアリンクにご相談ください!
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2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。
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