淡水水槽の水質改善にはカキガラがオススメ!

みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です!(^^)/

 

今回はインテリア水槽で使えるオススメのアイテムをご紹介します!

 

 

 

 

 

それがこちら!

 

白い砂のようなもの・・・これはカキガラです!

カキガラは名前の通り、海に住んでいる牡蠣の貝殻を粉々に砕いたものです。

 

え、こんな貝殻のカスが何の役にたつの??と初めて見る方は疑いの目を向けると思います(^_^;)実際私も初めて聞いたときは何それふーんみたいな感じでした笑

しかしアクアリウム界隈では結構メジャーなアイテムでよくショップを見ると様々なメーカーからネットに入ったカキガラが販売されています。

 

このカキガラ、とても便利なアイテムで、インテリア水槽に入れると水質を改善してくれる効果があるのです!

・・・もちろんカキガラ使用はメリットデメリットがあり、これさえあれば問題ないというわけではないのでご了承ください。

 

ではまずメリットの方から書いていきますね。主に2点あります。

1つは先ほども書いた通り水質改善効果があります。

お魚の排泄や餌の食べ残しが分解されてその過程で発生する有害物質であるアンモニアや硝酸塩を吸着してくれます。

とはいえ、本来このような有害物質の対処は微生物やバクテリアによって分解されるので、もし水質を見てアンモニアなどが出てしまう場合はカキガラを使用せずまず水槽設備や生体の量、メンテナンス方法などを見直した方がいいと思います。

あくまでカキガラは生物濾過の補助的存在と思ってください。

 

2つ目はpHを安定させてくれる効果があります。

カキガラを使用するほとんどの方はこちらが本命な気がしますね。最大のメリットと言ってもいいでしょう。

カキガラは水中に沈めておくと殻に付着しているミネラル分が溶け出してpHに作用します。基本的には水質を弱アルカリ性に傾け、中性を保つ性質があります。

お魚が排泄したり餌の残りをそのままにしておくと徐々にpHは酸性に傾いていき、淡水であればヒゲゴケの原因になったり酸性寄りの水質が苦手な生体が体調を崩しやすくなってしまいます、

メダカ類などアルカリ性寄りの水質を好む生体を飼育していたり、pHをあまり下げないようにしたいといった場合にこのカキガラが活躍してくれます。

 

次にデメリットですが、まず弱酸性を好む生体には逆に使用できないことです。

そして、デメリットと言えるかわかりませんが・・・入れた直後は水槽全体が白濁りします汗

もちろん生体には影響ないので完全に見た目の問題ですね(^_^;)しばらくすれば透明に戻りますので安心してください。

そして、カキガラの量が多いほど水質が弱アルカリ性に傾きやすくなりますが、一度に大量に入れると急激に水質が変化し生体にショックを与えてしまうという話しもあります。なので少しずつ増やしていくやり方が安全です。

 

いかがでしょうか??

カキガラはかなり便利なアイテムなので、もしpHなどで困ったことがあればカキガラをしようしてみてはいかがでしょうか??

今回はインテリア水槽の便利なアイテム、カキガラのご紹介でした!

弊社は関東全域でインテリア水槽の設置やメンテナンスを行っています。海水魚水槽や水草水槽、テラリウム水槽など様々なジャンルを取り扱っています!

もしインテリア水槽を導入してみようかお悩みの方がいましたら是非アクアリンクにご相談ください!

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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