カクレクマノミの繁殖に挑戦??

みなさんこんばんは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ

今回は、インテリア水槽の紹介ではなくお魚の紹介です!

皆さん水槽の楽しみって鑑賞したりとかインテリアとして置くだけ…と思っていませんか??実は他にも楽しみ方がたくさなるんですよ!今日はその1つである、お魚の繁殖についてお話ししていこうかなと思います!

繁殖できるお魚はたくさんいます。淡水魚であればグッピー、メダカ、ベタ、アピスト、……etcめちゃいます。しかし海水魚は繁殖できる種類があまりいません。有名なのはカクレクマノミなどのクマノミの繁殖でしょうか…?たくさん話すととても長い記事になってしまうので、カクレクマノミメインでお話しします!

海水魚の繁殖で有名なクマノミですが、もうほとんど繁殖方法が確立されてるとはいえ、やはり淡水魚(一部除く)よりかなり難しいです。しかしその難しさの壁を乗り越えて卵から大人に成長させたときはとても嬉しく、達成感があり、1つの楽しみ方なのではないでしょうか!そのまま自分で飼育したり、誰かに渡したり売ったり、繁殖方法にオリジナリティをくわえたり…そこから先もまだまだ楽しみがあります。実は私もカクレクマノミの繁殖に挑戦しています(;’∀’)やはり難しい…!

クマノミの繁殖は、まずオスとメスのペア作りから始まります。自然界では群れで生活し、その中で一番大きい個体がメス、その次に大きい個体がオスになり、その他の個体はメスでもオスでもありません。

飼育下では複数ではなく2匹で飼育するとペアになりやすいです。そしてオスとメスがお互いに体を震わせたり、2匹が岩など口で削るような仕草を見せるともう期待していいと思います。産卵する場所を決めると、そこを掃除するように口で何度も削るんです。メスが産卵すると、最初は卵は真っ黄色です。

水温にもよりますが、3日ほどでいったん卵は真っ黒になります。死んでいませんよ!そして5日ほどから卵が銀色に輝き始めます。よーくみると1つ1つの粒に黒い2つの目が見えます!そして1週間前後…卵は孵化します!水温が低いともう少しかかることがあります。その間オスが必死に卵のお世話をし、メスはたまーに見に来る程度です。メスは…見張り担当…?笑

生まれた稚魚には申し訳ないですが、クマノミの子育てを楽しむだけでも全然ありだと思います!まさに自然界での姿を見せてくれます(^^)他のお魚が近づくと追い払う様子も見れます。

生まれた稚魚を育てるには、まず稚魚を隔離しなければいけません。まずここが難関。稚魚は深夜に孵化します。そして本当にちょっとした水流で死んでしまうので孵化しそうになったら水槽のポンプ類すべて止めて、毎夜見張ります。そして孵化すると稚魚は光に集まる習性があるので懐中電灯などで水槽を一部照らして稚魚を集め、水流を起こさないように容器で掬ってあげます。

そして次の難関は餌です。稚魚は口が小さすぎて人工餌はもちろん、ブラインシュリンプですら食べられないのです。そこであげるのはワムシと呼ばれるブラインシュリンプより小さいプランクトンです。これを毎日絶やさないように与えます。そして3日~4日ほどから孵化したブラインシュリンプをワムシと一緒に与え始めます。2週間以降から粒が小さい人工飼料にちょっとずつ慣れさせてあげるといいみたいです。

簡単に説明しましたが、稚魚は死亡率が非常に高く、ある程度育つまではほぼつきっきりで見てあげないといけません。この作業がとてつもなく大変でもあり、そして案外楽しかったりします(^^)

鑑賞のほかになにかしてみたいと思った方、ぜひ繁殖に挑戦してみてはいかがでしょうか??(*´▽`*)

今回はクマノミの繁殖についてでした!

社では水槽の設置やメンテナンスを関東全域で行っています!観賞用として、インテリア水槽として、子ども用、風水など様々な理由で水槽設置をたくさんご相談、ご契約をいただいています。もちろん弊社スタッフは今回のような繁殖にも詳しいですよ(*‘∀‘)

淡水魚、海水魚、アロワナ、造花水槽など様々なジャンルを取り扱っています!(水中デザイン)もし水槽が気になった方、ぜひ弊社にご相談ください!24時間お問い合わせ受け付けています!

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
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