みなさんこんばんは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ
前回はライブロックについてお話しさせていただきました。今回はその続き(?)です!
いざ海水魚水槽を立ち上げて、ライブロックも買った!床材もいれた!さぁ岩を入れるぞ!
……ストップです!!
そのライブロック…しっかりキュアリングできていますか??
ライブロックは前回説明した通り、水を綺麗にしてくれるたくさんの微生物やバクテリア、運が良いとサンゴやゴカイなどがくっついてきてくれます。
しかし、彼らは非常にデリケートな生物で、自然界から採取され、お店に輸送されるまでに大きな負担を与えてしまいます。そして死んでしまった微生物やバクテリアたちを放置してアクアリウム水槽に入れてしまうと、立ち上がってもないアクアリウム水槽で腐敗し、物凄く水質を悪化させてしまいます。もしお魚たちが入っていたら最悪全滅もありえるくらい危険なのです。
ではどうしたらいいのか…??
それが上記で書いた”キュアリング”という作業が必要になります。
キュアリングを簡単に説明すると、別の水槽や容器を用意してライブロックを入れて、微生物やバクテリアなどの生き物の死骸を取り除く作業です。あとはたまにくっついてくるカニやシャコ、ウミケムシ、ウニなどの厄介者を取り除く作業でもあります。それを数日間行い、綺麗になったライブロックをようやくアクアリウム水槽に導入できるのです。
やり方は様々ですが、基本は容器に夏であればクーラー、冬であればヒーターなど、水温を調節できるような器具を入れて、海水魚を飼育するのに最適な温度にします(24℃~26℃くらい)
次に、ライブロックを入れる前に容器の下にエアーカーテンをできれば一面に敷きます。もちろん砂は入れないでください。また、コケの発生を抑えるためにできればライトは点けないようにします。そして、あると便利なのがプロテインスキマーです。これで死骸や汚れを取り除くことができます。
それができたら使用するライブロックを容器にいれていき、海水で満たします。全ての機材類を稼働させて、エアレーションは最大出力で水をかき混ぜます。
その泡の勢いでライブロックの表面が削られて、死んだ微生物たちや厄介者たちを取り除くのです。
ちょくちょく水質をチェックして水換えをしたりスキマーを掃除したりしますが、あまり長くやりすぎると今度は元気な微生物たちまで取れてしまう可能性があるので、1週間以内にはメイン水槽に移せるようにするといいかと思います。
キュアリングが終わって、ここでようやく海水水槽をスタートできます。
結構大変な作業なので、キュアリング済みのライブロックを販売しているお店もあるのでそこで購入するのもありかもしれませんね(・_・;)
今回はライブロックのキュアリングについて書かせていただきました!
弊社は関東全域でアクアリウム水槽を設置・メンテナンスを行っています。海水魚水槽を設置する場合も弊社はライブロックのキュアリングをしっかり行ってからお持ちするのでご安心下さい(^o^)
他にも水草水槽、古代魚水槽、テラリウム水槽、海水風淡水水槽など様々なジャンルを扱っています!
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2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。
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