卵を口に入れて育てる魚達!

みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(^^)/

 

今回はお魚のとある産卵方法についてお話ししていこうと思います!

魚類は哺乳類と違い卵生で、同じ魚類でも卵をバラまいて産卵する方法、石や流木に産み付ける方法、貝に卵を産む方法、巣穴を掘って産卵し親が守る方法、親の胎内で孵化させてから産む方法など様々です。

どれも興味深い産卵方法なのですが、今回は上記とはまた違う”マウスブルーダー(口内保育)”という方法をご紹介します!

 

マウスブルーダー(口内保育)とは簡単にまとめると名前の通り”口内に卵や稚魚を入れて守る方法”です。海水淡水問わずこの手法を行う魚類がいくつか存在します。

魚類は卵も稚魚も非常に小さく無防備なため他の捕食者に食べられてしまうことがほとんどで、親魚にまで成長できる数はほんの一握りです。

このマウスブルーダーは捕食者に食べられる確率を少しでも減らす数ある産卵方法の中でも特に発達した方法です。

卵が親の口に入ってれば捕食者に食べられる危険性は減り、稚魚でも敵が来れば親の口内に隠れればいいので卵も稚魚も捕食される確率は大幅に下がります。

 

とはいえ、流石にメリットばかりではなくデメリットももちろんあります。

まず親が捕食者から逃げ切れず食べられてしまえばそこで終わりです・・・。また、親は口内保育している間は食事をとらないのでかなり負担がかかります。

 

それでも子孫を残すために必死に子どもを守る親はかっこいいですね。

 

アクアリウム水槽で飼育できる魚類にもマウスブルーダーを行う種類がいます。

一般的に知られている種類で言えば、アロワナやスネークヘッド、アピスト、シクリッド、マンジュウイシモチやプテラポゴン・カウデルニーなどのテンジクダイの仲間などです。

いずれもオスメス揃っていて上手く飼育しているとこのマウスブルーダーを行っているのを目にすることができます(^^)

 

親が必死に守る姿を是非観察してみてはいかがでしょうか??(*^_^*)

 

今回はマウスブルーダーについてのご紹介でした!

弊社は関東全域でアクアリウム水槽の設置やメンテナンスを行っています。

海水魚水槽や水草水槽、海水風淡水水槽、テラリウム水槽など様々なジャンルを取り扱っています!

もしアクアリウム水槽を設置してみようかお悩みの方はいましたら是非アクアリンクにご相談ください!

 

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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