汽水に住むフグ

みなさんこんばんは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ

今回はインテリア水槽としてもペットとしても人気があるお魚をご紹介します!

背中が緑でお腹が白い、黒い水玉模様が可愛らしいミドリフグです!

東南アジアの海と川の水が入り混じる汽水域に生息している最大約20cmほどのフグです。飼育下では大体12cmほどのサイズで成長が止まってしまうようです。パタパタと各ヒレを動かして泳ぎます。

フグといえば毒、そしてハリセンボンのような膨らむ体を思いつくと思います。

このフグももちろん体内に毒を持っており、そして自分の身に危険を感じるとお腹をプクッと膨らませます。毒は普通に飼育する上では問題ありませんが、フグが体調を崩したり、死んでしまったりすると毒が水槽内に滲みでて他の生体に悪影響を与える危険性があります。

膨らむ姿はハリセンボンほどインパクトがあるわけではなく、本当にお腹をプクッと膨らませるだけです。本人は一生懸命膨らませてると思うのですが・・・・・・めちゃくちゃ可愛いです笑

飼育の注意点ですが、まず彼らは汽水域に生息しているので飼育下でも海水の素となる塩が必要になります。海水よりも比重が低いので比重系を用いて測定してあげましょう。

ちなみに1日以上かけて水合わせをすれば純淡水や海水での飼育が可能と言われているのですが、肌荒れをしたり病気になってしまったりリスクがあるので初心者の方やうまくリスク回避できるか心配の場合はまずは汽水で始めてあげた方がいいと思います。個人的には終生汽水飼育が一番と思います。

次に餌ですが、餌は貝類やエビ、カニ、小魚、アカムシ、イトミミズをよく食べます。うまくいけば人工飼料や乾燥クリルも食べてくれます(^^)

水温は一般の熱帯魚が飼育できる温度、26℃前後が適しています。

で、気になる性格や他種同種の混泳ですが…。

ミドリフグはこんな可愛い顔をして結構荒い性格なので同種にも他種にもいじめたりすることがあります。それでいて好奇心旺盛なのでヒレの長いお魚をかじってしまったりします。また、上記の餌からもわかりますが、甲殻類や小魚との混泳は不可です。ミドリフグの美味しいおやつになってしまいます…(;´Д`)なので基本的には単独飼育が一番いいでしょう。

ミドリフグの最大の魅力は人によく懐くことです。懐くと言っても犬のようには懐かないのですが、お世話してくれる人の顔を覚えてくれるのでその人が近付くと近寄ってきてくれたり、餌くれダンスを披露してくれます。そして手から餌を食べてくれることもあり、インテリア水槽として鑑賞するだけでなくペットフィッシュとして癒される飼育者がたくさんいます(*^-^*)

もし懐いてくれるお魚をお探しの方はこの可愛いミドリフグ…いかがでしょうか( ̄▽ ̄)今回は以上です!

弊社は関東全域でインテリア水槽の設置やメンテナンスを行っています。

インテリア水槽のレイアウトデザインも水草水槽や海水魚水槽、ミドリフグなどの汽水水槽、テラリウム水槽ほぼオールジャンルを取り扱っています!

もしインテリア水槽を設置しようかお悩みの方がいましたら弊社アクアリンクにご相談ください!

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
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