みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ
今回は水草水槽のお話しです。
水草が生い茂る綺麗で癒されるインテリア水槽……あれ?水草をいれた途端エビやお魚が死んでしまってる、なんか変な貝がたくさんいる…こんなことありませんか??
実はそれ、水草に原因があるかもしれません。
【エビやお魚が死んでしまう】
水草はほとんどの場合栽培するときに農薬を使用します。その農薬が十分に除去されずに自分の水槽に入れると残留農薬として水中に溶けてしまい生体に悪影響を及ぼしてしまいます。
特にヤマトヌマエビなどのエビの仲間は水質に敏感で残留農薬にとても弱く、大量に死んでしまう危険性があります。中には全滅したという話も聞きますね…。
もしすでにエビが入っていて後から水草を足す場合は農薬をできるだけ取り除いてから入れてあげてください。最近では無農薬の水草も販売されているので、そちらのほうが安全と思います。
農薬を取り除く方法は、バケツなどを用意して水をいれ、そこに買ってきた水草を漬けます。農薬は水に溶けだすので1週間ほど毎日から数日に一回水換えを行ってあげればほとんど農薬は取れているはずです。もし不安であれば上記で書いた通り無農薬の水草を購入するのがいいですね(^^)
【小さい貝類が発生】
よくインテリア水槽で小さい貝が発生していると聞きます。
これ実は水草にくっついてきて下処理せず水槽に導入してしまったが故の原因が場合がほとんどなのです。ショップなどで発生していた貝類が水草に卵を産み付けたりそのまま潜り込んでいたり要因がたくさんあります。
貝たちはお魚たちに害を与えるわけではないのですが、大発生すると非常に気持ち悪いです。ろ過機によっては貝が吸い込まれてパイプなどが詰まってしまう可能性もあります。
対処方法は貝や卵を食べてくれる生体を導入する方法です。サイアミーズ・フライングフォックスやクラウンローチ、トーマシーなどは卵を食べてくれますし、スネールキラースネールは貝を直接食べてくれます。特にスネールキラースネールはオススメですね。
もし彼らの食べる速度より貝の増殖スピードが上回ってしまったら人間が加勢して手でとにかく取れるだけとって処理してください。どんなに多くてもお魚たちと人間で一緒に掃除すれば必ず根絶できます。
大変なことになる前に、水草を入れる前に念のため予防として上記の生体たちを入れておくといいと思います。
ここまで別々に対処方法を書きましたが、農薬と厄介な貝類、最近ではどちらも事前に除去できる便利なアイテムが売られています。
有名なのがこの”水草その前に…”という商品です。詳しい使用方法は裏面に記載されているため簡単に書きますが、バケツなどの入れ物に指定量の水を入れ、この商品(中身は白い粉)を溶かします。そして買ってきた水草を漬けて数分後水洗いします。そうすればほぼ農薬や有害生物が取れた水草になります。
私も何度か試しましたが、エビが死んでしまったり貝が発生することがほとんどなかったですね(^^)
まぁ、100%除去できてるかはちょっと疑ってるので農薬に関してはしばらく経った後にエビを入れていますが…(;・∀・)
インテリア水槽は美しさが大事なので、大変でも必ず最初に水草の処理は行っておきましょう!
ということで今回は水草のお話しでした!
弊社は関東全域でインテリア水槽の設置やメンテナンスを行っています。水草水槽だけでなく、海水魚水槽やテラリウム水槽、アロワナ水槽、造花水槽など様々なジャンルを取り扱っています!
もしインテリア水槽を置いてみようか検討中の方がいましたら是非アクアリンクにご相談ください!
水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!
2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。
創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。