みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(^^)/
今回は海水アクアリウム水槽で変なお魚をご紹介します！
それがこちら！
一見いや普通の魚じゃん！ってなるかもしれません。この生き物のどこが変なのかと言いますと、名前が変なのです！
なんとこのお魚、オジサンと呼ばれているんです。
稚魚でもメスでも名前はオジサンです。なんとも言えない名前ですね(^_^;)
このお魚はヒメジ科の仲間で、ヒメジ科は下顎に2本のヒゲが生えているのが特徴です。
なんとなく察した方もいると思いますが、このヒゲが髭の生えたおじさんのようだからオジサンと名前が付きました(￣∇￣)
ちなみに他のヒメジ科のお魚は○○ヒメジという名前がほとんどなのに何故かこの種類だけオジサンという名前です･･･。
このヒゲは単なる飾りではなく、”味らい”と呼ばれる味覚を司っている器官で砂の中に潜むエサをこのヒゲで探し当てることができるんです。
水族館でよく展示されているので是非このヒゲの動きを観察してみてください。ニョロニョロ動いていて絶妙に気持ち悪いです笑
このオジサンですが、もちろん家庭でできるアクアリウム水槽でも飼育できることができます。
以下飼育方法などを書いていこうと思います！
まずオジサンは最大20cm前後になりそこそこ泳ぎ回るので最低でも90cm水槽はほしいところです。
ろ過器は海水魚なのでオーバーフロー水槽がオススメです。
濾過能力が低くなり、オーバーフロー水槽より飼育できるお魚の数が減りますが外部式濾過器も選択肢に入ります。
オジサンは砂を漁ってエサを探す習性があるため底砂は必ず入れてあげましょう。
砂を引かないベアタンク式だとストレスを溜めてしまう可能性があります。
水温は24℃～26℃が適しています。
エサは沈下性の人工餌を与えてあげてください。
もし食べない場合は魚の切り身や乾燥クリル、冷凍エビなどを与えてみてください。
混泳ですが、オジサンは基本的に温和な性格なので他種との混泳が可能です。
ただ相手側が性格の荒い種類だとオジサンがいじめられてしまう危険性があります。
また、甲殻類が好物なのでエビやカニを入れていると食べられてしまうことがあるので混泳は避けましょう。
いかがでしょうか？？
名前がオジサンという変な名前なだけで見た目は普通のお魚に見えますが、2本のヒゲを使って砂をいじる様子は他のお魚には見られない面白い習性です！
もし変な生き物、変わった生き物を飼育してみたいと思ったそこのアナタ、このオジサン･･･いかがでしょうか？？(￣∇￣)」
今回はオジサン(魚)のご紹介でした！
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