みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ
今回はアマゾン川の人食い魚としてとても有名なあのお魚についてご紹介します!
誰もが見たことがある(と思われる)ピラニアです!
動物や人間が襲われたなんて話しよく聞きますよね(・_・;)
ピラニアは5種類ほど存在するのですが、そのほとんどが肉食魚です。その中でも今日はピラニア・ナッテリー(画像のピラニア)という種類を紹介していきます。
ピラニア・ナッテリーは最大25~30cmほどでアマゾン川で10匹ほどの群れを作って生息しており、養殖個体も流通している日本でも最もポピュラーなピラニアです。
アクアリウム水槽での飼育ももちろん可能で他のお魚にはない厳つい顔付きや食べ方、お値段も比較的安価なこともあり一部ではとても人気です。
幼魚の頃は全身銀色ですが、飼いこみにつれて画像のようにお腹が美しいオレンジ色に染まっていき貫禄が出ます。
飼い方ですが、まずナッテリーは30cmほどに成長し、群れで生活するため少なくとも90cmの水槽サイズは欲しいです。飼育下ですと10匹以上の群れを飼育するのは難しいと思われるため5匹程度で群れさせるといいと思います。
水温は23~27℃を好みます。
ナッテリー自体が丈夫ですが、食性が肉食性なため排泄物や餌の破片で非常に水が汚れやすいためオーバーフロー水槽や掃除がしやすい丈夫ろ過機が必要になります。
ナッテリーの性格ですが、ピラニア=凶暴というイメージがありますが、ナッテリーは別です。とても臆病で神経質な性格をしています。
ただし、餌の時間や何らかの拍子で驚いた際は話しが変わります。餌の臭いや血の臭いであの臆病さはどこへ行ったのか非常に興奮し、物凄い勢いで餌を噛みちぎります。アクアリウム水槽のメンテナンス時など驚いた拍子に下手をすると人間の手も噛まれるので本当に気を付けてください。…こう書くとピラニア=凶暴はあながち間違いではないですね汗
餌は人工飼料、冷凍餌、金魚、メダカ、刺身、アジの切り身など食べてくれます。もし生きた金魚やメダカを与える場合、とてもグロいことになるので苦手な方は…気を付けてください(;・∀・)ピラニアの健康を考えて一つに絞らずいろんな餌を与えるといいと思います!
注意が必要なのが共食いで、あまりにも空腹だったり、メダカなどの泳ぐ餌を与えると間違えて仲間に噛み付いてそのまま食べてしまうことがあります。
実は繁殖も可能で、オスメスの判別は難しいですが群れで泳がせているならほぼ必ずオスメス1匹以上はいるはずなので、手間がかかりますが繁殖を狙うのも面白いかもしれません。自然界では4~5月で産卵をするようですが、飼育下ではとくに決まりはなく卵を産むようです。オスが砂底を慣らして産卵床を作り、そこにメスが近付いてきてペアができます。オスはテリトリーを守り、メスは床に体をこすり付けて600個程度の卵を産み付けます。
オスは孵化した稚魚が泳げるようになるまで餌を食べずに守り続けます。イクメン…。この時期はオスも気が立っているので繁殖させるのであれば隔離してあげましょう。
その後稚魚を隔離し、ブラインシュリンプを与えると成長していきます。
あの有名なピラニア、ケガなどのリスクがありますがその分ピラニアにしかない魅力がたっぷりなので気になった方、自信がある方は飼育してみてはどうでしょうか??(その際は自己責任でお願いします)
ただ、飼ってみて怖いからとか違ったとかでその辺の川に逃がしたりは絶対にやめてくださいね。
今回はあの有名な凶暴魚・ピラニアについてのご紹介でした!
弊社は関東全域でアクアリウム水槽の設置やメンテナンスを行っています。水草水槽や海水魚水槽、アロワナ水槽やもちろんピラニア水槽、オールジャンル取り扱っています。
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2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。
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