みなさんこんにちは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ
今回は淡水アクアリウム水槽で発生するとある生物をご紹介します!
皆さんプラナリアって知っていますか??
以前、その異常な再生能力の高さから一躍有名になった生物です。
2つに体を切断すれば何事もなかったかのように再生して2匹に増え、頭を半分に切れば再生して顔が2つになり、噂によると100個に切断したら100匹になったという…。
ナメクジのような体に三角形の頭、その中央につぶらな黒い目がついたあの生物です。
矢印に目が付いたって言えば分かりやすいですかね?
見る人によっては気持ち悪い、可愛い、好みがわかれそうです汗
自分は……うーん…一瞬だけ見るならいいですが、あまりジッと見ていたくはないですね…笑…再生能力は本当にすごいと思いますが…(;’∀’)
水草水槽をやっているとどこからともなくやってきて、気付いたらアクアリンク水槽の壁面にはりついていることがあります。
プラナリアは魚でも虫でもない扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目に属する動物です。
ウズムシは体表の繊毛と呼ばれるものが渦を作っているように見えることから呼び名が付いたようです。
雌雄同体であり、2匹が揃えば簡単に繁殖します。原始的な生物にも関わらず脳を持っており、他の生物を凌駕した再生能力を持つことから様々な分野で研究対象にされています。
プラナリアという生物の中にも細かく種類がおり、ミヤマウズムシ、ナミウズムシ、ウミウズムシなどがいます。プラナリアと呼ばれて一般的に目にするのはナミウズムシや南米プラナリアと言われています。
ちなみに大きさは1~3cmほど。これが大量発生したら・・・・・・と、鳥肌が…。
プラナリアは水草水槽をやっていると時々発生して、我が物顔で移動していることがあります。お魚たちには害はないのですが、アカムシなどの餌や死んだお魚などは食べちゃいますし、どうやらメダカくらいの小さな卵は食べてしまうそうです。メダカ飼育者からは天敵扱いされてそうです。
直接的な害はないとはいえ、やはり苦手な方もいる上に、増殖してしまえば大変なことになるので最近では駆除する道具が売られています。(ペットとして飼う方ももちろんいます)
例えばプラナリアZEROという商品は天然ヤシ成分を利用したプラナリアやヒドラを駆除する薬です。アレコリンというアルカロイドが含まれており、それが駆除に効果を発揮するそうです。が、どうやら時間がかかるものの駆除できた場合は南米プラナリアには効果がなかったという報告があります。
他にも炭酸水や塩分濃度を上げて駆除する方法があります。
こちらは効果抜群のようですが、同居している生体たちに悪影響が出る場合があるため、一時避難させたりと対策する必要があります。
次にお魚であるチェリーバルブを入れる方法です。ピンクの体が美しく、大型にならないため小型水槽でも飼育できます。もともとチェリーバルブはスネールなどの貝を食べてくれることで有名で、どうやらプラナリア駆除にもその力を発揮してくれるようです。
ただ、さすがに土に潜っているプラナリアなどは食べないので、あくまで根絶というより数を減らすことがメインでしょうか。
そもそも、このプラナリアはどこから侵入してくるの?っていう話ですが、彼らは綺麗な水などに生息しているため、水草にくっ付いてきて侵入することがほとんどです。
あとはショップなどから購入したお魚をアクアリウム水槽に入れると同時にショップの飼育水もそのまま入れてしまって発生してしまう場合もあります。
プラナリアは水質が悪化すると自ら分裂を行うので、気付いた時には大量発生してしまうことがあります。
そのため、買ってきた水草はしっかりと下処理を行い、専用の薬品で害虫を落としたり、ショップの水は入れないように対策をする必要があります。そうすればプラナリアだけでなく厄介なスネールや変な虫も同時に駆除することにもつながります。
今回は不思議でほぼ無害だけと厄介な生物、プラナリアのご紹介でした!
もし捕まえたら飼育してみるのもアリかも…?
弊社は関東全域でアクアリウム水槽の設置やメンテナンスを行っています。
海水魚水槽やテラリウム水槽、海水風淡水水槽、アロワナ水槽など様々なジャンルを取り扱っています。
水草水槽で水草を植える場合もしっかり処理をしてから植えていますので、プラナリアやスネールが発生することはほとんどありませんのでご安心ください!
もしアクアリウム水槽を置いてみようかお悩みの方がいましたら是非弊社アクアリンクにご相談ください!
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2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。
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