子どもと大人で模様が変わるお魚

みなさんこんにちは、アクアリンクスタッフ千葉です(‘◇’)ゞ

今回はお魚のご紹介したいと思います!海水魚です!

アクアリウム水槽は水槽全体を見て鑑賞するのも楽しいですし、入っているお魚一匹一匹に注目して観察するのもとっても面白いですよ!

こちらは”ウズマキ”と呼ばれるヤッコの仲間になります。尻尾の付け根を中心に白い模様が渦巻き状に広がっていくからこの名前がついています。実はこのお魚や、ヤッコの一部の仲間は幼魚と成魚ではまったく別魚と言っていいほど模様が変わります!

成魚の姿がこちら…!

 

…どちらさま…??

いいえ、こちらはウズマキくんが成長した姿です。名前は”タテジマキンチャクダイ”。別名エンペラーフィッシュと呼ばれています。大きさは30cm近くなり、このド派手な色合いといい、まさにエンペラー(皇帝)の名前にふさわしいですね…!

通称”タテキン”とも呼ばれています。さらにウズマキからタテキンに変わる中途半端な模様をしている子は”ウズキン”とも呼ばれています。

ウズマキ→ウズキン→タテキン…こんな感じですね。

この幼魚から成魚に模様が変わるのは約2年ほどかかります。なので日々観察していて模様がじわ~っと変わってくるのを見るととっても嬉しい気持ちになります!かなり大型になるので、アクアリウム水槽では確実に目立つ種類です。

何故幼魚のときはこのような姿をしてるのか、正確にはまだ分かっていません。しかし、海の世界では青い体色は毒があるぞという意味に近いらしく、警告して天敵に襲われないため。尻尾の付け根の白い丸い模様を目玉に見せて、敵を欺く。成魚と異なる模様をすることで同じ仲間のヤッコの縄張りに入った際襲われないため。と様々な説があるみたいです。

しかしこのタテジマキンチャクダイ、飼育するにはちょっとだけ注意点があります…。まず大型になること。ウズマキのころは小さく60cmでも飼育可能ですが、大きくなれば最低でも90cm~120cmの水槽が必要になってきます…。

また、ちょっと気が荒いです。同じ大型ヤッコを入れる場合はほぼ確実に縄張り争いで喧嘩になります。喧嘩を収める方法は、縄張りを作れないほどたくさんのヤッコを逆にいれてあげたり、先住民ヤッコより大きいヤッコを入れてあげたりするなど工夫が必要です(;_:)他にも種類が違うお魚を虐めたりする可能性もあります。その場合ほとんどが軽く追い払う程度ですが…(*_*;

あとはサンゴ水槽には基本NGです。なんとこの子たちサンゴ食べちゃいます(;’∀’)ただ一部のヤッコは食べないですが…、ほぼ食べちゃいます。ちょっと問題児な感じに思えますが、やはり幼魚や成魚の模様はかっこよくて魅力的ですし、飼い主が水槽に近づくと近づいてきて様子を伺う仕草をしたり、ついてきたり人馴れする姿はとっても可愛らしいです(笑)

いかがでしょうか?この模様が変わる面白さ、成魚のかっこよさ、是非皆さんのアクアリウム水槽に入れてみてはいかがでしょうか(#^.^#)きっといろいろな顔を見せてくれますよ!弊社では水槽の設置・メンテナンスを行っています。今回ご紹介した海水魚はもちろん、川や湖に住む淡水魚、アロワナなどの古代魚、様々な生き物たちや水槽を取り扱っています!(水中デザイン)

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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