泳ぐ宝石!スカーレットジェム!

みなさんこんばんは、アクアリンク千葉です(‘◇’)ゞ

今回は小型インテリア水槽にピッタリの美しい淡水魚をご紹介します!

 

透明感ある赤い宝石のようなお魚、スカーレットジェムです!

スカーレットジェムはタイやマレーシアなどの東南アジアに生息している3cmほどの小さい種類で、その美しさから泳ぐ宝石とも呼ばれています。

小さい頃やインテリア水槽に導入したてでまだ慣れていないとき、ストレスを感じたときなどは体色が少し黒っぽいですが、正しい環境で長く飼育していると画像のように宝石のような美しさを出してくれます。

 

ちなみにスカーレットジェムは綺麗さだけではなく、実はインテリア水槽の厄介な敵である小さい貝類やプラナリアなどを食べてくれる頼もしいお掃除屋さんでもあるのです(’∀’)

ただ飼育難易度で言うとスネールキラースネールやトーマシー、サイアミーズ・フライングフォックス、クラウンローチの方が人気のようですが…汗

 

こんな美しい見た目をしていますが、実はとても短命で、1年~2年ほどと言われています。ただ、繁殖が比較的容易なので、うまくいけば飼育→繁殖→飼育…と長く楽しむことができます(*’▽’)

 

さて、スカーレットジェムの飼育方法ですが、実はちょっと難しいのです。

まず、とても小さいお魚で温和かつ少し臆病な性格をしているため基本的にスカーレットジェム以上の大きさのお魚との混泳は難しいです。怖がって隠れ家から出てこなくなってしまうことがあります。

なのでスカーレットジェムのみの小さな自然を楽しむ…という方法が一番安全かと思います(^^)

ただ、エビや小型プレコ、オトシンとは混泳がうまくいく場合があるので、水槽の大きさと相談してください。

 

また、スカーレットジェムなどの小型種はあまり体力や力がないため急激な水質・水温変化、そして強い水流を苦手としています。小型水槽で飼育する場合、水量が少ないためどうしても普通の水槽より水質や水温が激しく変化してしまいます。30cm以下の水槽で飼育する場合は気を付けてメンテナンスを行う必要があります。

 

スカーレットジェムの場合、水温は24℃~26℃、pH5.5~6.5が適正ですので、冬場はヒーターが必須ですし、夏場は小型ファンなどを用意してあげる必要があります。

水質は流木やソイルを入れてあげるとスカーレットジェムに適性の水質になります(^^)

 

温和で臆病な性格なので水草をたくさんいれてあげてください。

 

スカーレットジェムで一番苦労するのが恐らく餌ではないかと思います。

スカーレットジェムはグルメなのかわからないのですが、人工飼料に餌付きにくいです。アカムシやイトメが好物なので最初は活アカムシや活イトメを与え、徐々に冷凍に切り替えていき、そして最後に乾燥餌に餌付かせるといいかもしれません。

私が以前飼育していたスカーレットジェムは活イトメしか見向きしませんでした(;・∀・)

 

最後に繁殖方法ですが、繁殖自体は簡単です。

水草を入れて、ペア同士入れておけば卵を産み付けてくれます。

その卵は2日ほどで孵化するので隔離して孵化したらブラインシュリンプなど稚魚用の餌を与えてください(^^)

 

飼育にちょっとコツがいりますが、しっかりした環境で飼育されたスカーレットジェムは本当にルビーのように美しい体色を見せてくれますよ(^^)

小さくてちょこっと顔を覗かせたりする様子はとても可愛らしいので是非インテリア水槽のお供として可愛がってあげてください!

 

弊社は関東全域でインテリア水槽の設置やメンテナンスを行っています。一般種のお魚はもちろん、今回のような少し飼育にコツがある種類ももちろん取り扱っています!

水草水槽や海水魚水槽、古代魚水槽などもしインテリア水槽を置いてみようかお悩みの方がいましたらぜひ弊社アクアリンクにご相談ください!

 

水槽空間プロデュース企業アクアリンク公式サイトはこちらから!

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この記事を書いた人

2019年より水槽のメンテナンス部、アクアリウムデザイナーを経て、アクアリウムプランナーとして、クライアント様の想像を超えるアクアリウムを日々ご提供しております。

創業から21年間のノウハウが詰め込まれたブログになりますので、アクアリウムにチャレンジしてみたい方にとって、有益な情報になるかと思います。
ご質問がある方は弊社のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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